姫路市で中古住宅(戸建住宅やマンション)を購入してリフォームする際、補助金を活用した方がいいですか?

中古住宅を購入してリフォームする際、補助金を活用した方がいいですか?

はい。中古住宅を買ってリフォームするなら、補助金を絡めた方が、より良いものをお得に取り入れることが可能です。

「中古住宅を買って、自分好みにリフォームしたい」──そう考えている方は多いはず。でも、リフォームにはそれなりの費用がかかりますよね。実は、そこに国の補助金を賢く組み合わせることで、大幅なコスト削減が可能なのをご存じでしょうか。

政府は去年に引き続き、「住宅省エネ2026キャンペーン」として最大で合計2,030億円の予算を用意しています。省エネリフォームを行うすべての世帯(子育て世帯に限りません)が対象となる4つの補助事業が展開されています。

姫路市で中古住宅(戸建住宅やマンション)を購入してリフォームする際、補助金を活用した方がいいですか?
「住宅省エネ2026キャンペーン」公式サイト

もちろん、あくまで補助なので、高くて良いモノに補助するという考えになっています。なので、安かろうの内容でリフォームすることには対象とならないので注意が必要です。費用自体は高くなりますが、高くて良いモノを「コスパ良く」に補助してくれるということです。

目次

なぜ中古住宅×省エネリフォームが相性抜群なのか

補助金の対象となる住宅には条件があります。リフォームの場合、それが「築年数が古い住宅」であること。具体的には、断熱性能が古い基準しか満たしていない住宅が主なターゲットです。

🏚️古い家こそ恩恵が大きい

「みらいエコ住宅2026」は原則として平成3年以前または平成10年以前に建てられた住宅が対象。中古住宅はまさに補助対象ど真ん中。

💡どうせやるなら補助金で

窓の断熱化や給湯器交換はリフォームの定番工事。どうせ費用がかかるなら、補助金対象の工事と組み合わせない手はない。

🌡️住み心地も光熱費も改善

省エネリフォームは補助金をもらいながら、電気代・ガス代の節約と快適な住環境を同時に手に入れられる一石二鳥の工事。

📅子育て世帯以外もOK

このキャンペーンのリフォームはすべての世帯が対象。年齢・家族構成を問わず申請できるのが大きな魅力。

実需の中古住宅に適用できる補助事業は3つ

賃貸などの投資用ではなく、自身が住むための実需の中古住宅のリフォームで使える補助事業は以下の3つです。それぞれ別の省庁が管轄しており、条件が合えば複数を組み合わせることも可能です。

補助事業名主な対象工事補助上限
みらいエコ住宅
2026事業
断熱改修・省エネ性能引き上げ全般40万〜100万円
定額補助(工事内容・部位・数量に応じた積み上げ式)
先進的窓リノベ
2026事業
内窓設置・窓ガラス交換・外窓交換最大100万円
定額補助(窓の性能グレード×サイズ×箇所数、一般的に要する費用の1/2以内で単価設定)
給湯省エネ
2026事業
エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファーム等への交換戸建て2台まで
定額補助(機器の性能区分で単価が決まる)

「みらいエコ住宅2026事業」とは

省エネ性能が低い古い住宅を、断熱等性能等級4以上(平成11年基準)または平成28年基準相当に引き上げるリフォームが対象。補助額はリフォーム内容に応じて1戸あたり最大100万円と、4事業の中でも特に大きな補助が期待できます。最低補助額は5万円。

「中古住宅+リフォーム」で多い工事は、水回りの交換+どこか内窓を1箇所でも設置です。

「先進的窓リノベ2026事業」とは

窓は住宅の熱損失の約50〜60%を占める「省エネの要」です。内窓設置・ガラス交換・外窓交換のいずれかを実施することで、最大100万円の補助が受けられます。断熱改修の中でも費用対効果が高く、中古住宅リフォームとの相性は抜群です。

「中古住宅+リフォーム」で多い工事は、内窓設置です。

「給湯省エネ2026事業」とは

従来の給湯器をエコキュートやハイブリッド給湯機などの高効率機器に交換する工事が対象。さらに性能に応じた加算(+2〜3万円/台)や、古い電気温水器・電気蓄熱暖房機を撤去する場合の撤去加算(+2〜4万円/台)も設定されており、加算を積み上げると補助額がぐっと増えます。

「中古住宅+リフォーム」で多い工事は、古い電気温水器をエコキュートへの交換です。

組み合わせ活用で補助金はどれだけもらえる?

「どれか1つだけ使う」より、複数の補助事業を組み合わせることで、受け取れる補助金の総額が大きく変わります。以下は、昭和60年築・戸建て中古住宅をリフォームする際の試算例です。

💰 補助金シミュレーション(試算例)

  • みらいエコ住宅2026事業(断熱改修)最大 100万円
  • 先進的窓リノベ2026事業(内窓設置)最大 100万円
  • 給湯省エネ2026事業(エコキュート×1台+性能加算)+ 3万円 加算
  • 電気温水器撤去加算+ 2万円 加算

合計補助金(上限・試算)200万円以上

※ 注意:上記はあくまで各補助事業の上限を組み合わせた試算です。実際の補助額は工事内容・使用製品・住宅の状況によって異なります。必ず施工業者と各事業の公式サイトでご確認ください。

ただし、実際ここまで補助を受けようと思うと、工事費もそれなりにかさみますので、現実的ではないです。

補助金200万円超を受け取るための工事費の目安

① 先進的窓リノベ2026(目標補助額:100万円)

補助単価は一般的に要する費用の1/2以内で設定されています。つまり、補助額の約2倍の工事費がかかるのが基本の考え方です。

実際には窓単体の費用だけでなく、設置工事費も掛かりますので、補助上限100万円を受け取るには、工事費として約300万円以上の窓工事が必要になるのではないでしょうか。複数箇所を組み合わせて100万円の補助に届かせるには、かなりの窓数・グレードが必要です。

② みらいエコ住宅2026(目標補助額:100万円)

補助上限100万円は「平成28年基準相当に達する改修」を行った場合に受け取れる最上位の補助額です。設備交換と内窓1箇所では到底補助額100万円には届きません。感覚値としては、工事全体に対しては20〜30%程度の補助率だと思われます。

なので、100万円の上限額に達するには、外壁・屋根・床の断熱材工事+開口部断熱+エコ住宅設備の複数工事を組み合わせる大規模改修が必要です。断熱改修だけでみても、工事費は一般的に200〜400万円以上の規模が想定されます。

③ 給湯省エネ2026(エコキュート1台+性能加算+電気温水器撤去)

エコキュートの補助額は基本要件7万円/台、性能加算で10万円/台となっています。電気温水器の撤去加算が+2万円で、合計最大12万円の補助が受けられます。

エコキュートは本体価格だけでなくさまざまな設置工事費用もかかるため、工事費込みの総額は機種・設置条件によりますが、一般的に30〜60万円前後が相場です。

まとめ:工事費の総額試算

工事内容補助金(試算)必要な工事費の目安
みらいエコ住宅2026(断熱改修フル)最大100万円200〜400万円以上
先進的窓リノベ2026(内窓設置メイン)最大100万円約300万円規模
給湯省エネ(エコキュート+加算)約5〜14万円30〜60万円
合計(試算)約200〜214万円約530〜760万円以上

これに諸経費等の費用も掛かってきますので、「補助金200万円以上もらうには、工事費が最低でもその3〜4倍かかる」というのが現実です。

補助金は工事費を半額以下にするためのものであり、工事費ゼロで補助金だけもらえるわけではありません。補助金は工事費用の「全額」をカバーするものではありませんが、数十万〜数百万円規模の補助が期待できる場合、総工事費に占める自己負担を大幅に圧縮できることは確かです。

申請の流れ──実は施工業者が中心に動く

このキャンペーンの重要なポイントは、補助金の申請手続きを行うのは施主(あなた)ではなく、工事施工者だということです。施主が自分で申請することはできません。

STEP
住宅省エネ支援事業者に登録している業者を探す

補助申請ができるのは「住宅省エネ支援事業者」として登録済みの施工業者のみ。リフォーム業者を選ぶ際にまず確認しましょう。

STEP
工事内容と補助対象を業者と確認する

希望するリフォーム工事が補助対象になるかを業者と相談。複数の補助事業を組み合わせる場合は特に丁寧に確認を。

STEP
工事着手後に業者が交付申請の予約を行う

工事着手以降、業者が各事務局に交付申請の予約を行います。予算上限に達したら受付終了のため、早めに着手するほど安心。

STEP
工事完了・引渡し後に交付申請

工事が完了・引き渡しされた後、業者が正式な交付申請を行います。

STEP
補助金が業者に交付→施主に還元

交付決定から1〜2ヶ月後に補助金が施工業者に支払われます。その後、工事代金への充当または現金還元の形で施主に還元されます。

申請期限に注意
予算上限に達した時点で受付終了となります。ただ去年は、給湯省エネが予算上限に達してましたが、エコ住宅や窓リノベは予算上限までは行っていませんでしたね。

ただ、申請の締め切り間近(2026年12月31日)、11月辺りから色々な会社からの設備や建材の発注が重なり、納品が大きく遅れます。予定通りいかないケースも起きます。12月頭を過ぎた発注だと年内の納品が難しくなり、補助金の申請ができないなんてことも。。。なので、できるだけ早く動くことを強くお勧めします。

まとめ:中古住宅購入のタイミングが最大のチャンス

中古住宅の購入は、どうしても断熱改修や設備更新などの費用がかかります。でも逆に言えば、「これからリフォームする」という状況こそが、補助金を最大限活用できるタイミングでもあります。

すでに住んでいる方と違い、購入後のリフォームなら工事の内容を最初から補助対象に合わせて設計できます。予算計画の段階から補助金を織り込んでおくことで、より上質な省エネリフォームを、より少ない自己負担で実現できるのです。

チェックリスト:まず確認すること
□ 購入予定の中古住宅の建築年(平成3年以前?平成10年以前?)
□ 希望のリフォーム工事に窓・給湯器が含まれているか
□ 相談先の施工業者が住宅省エネ支援事業者に登録しているか
□ 工事スケジュールが申請期限(2026年12月末)に間に合うか

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