今回紹介するキッチンリフォームの事例は、築41年という長い年月を共にしてきたマンションのキッチンのリフォーム事例です。以下の記事で紹介した姫路市飾磨区のマンションリフォーム内容の一部となります。



新築当時からほとんど変わらない姿だったというキッチンは、最新の設備と使いやすさを追求し、現代のライフスタイルに合わせた快適な空間へと劇的な変化を遂げました。
築41年のマンション新築時から使われていたキッチン

Beforeの写真が、リフォーム前のキッチンです。時を経たキッチンの様子がうかがえます。
- 全体的にくすんだ印象
白を基調としたキャビネットや壁面は、長年の使用による汚れや変色が目立ち、全体的に暗く、生活感のある印象を与えます。 - 旧式の設備
コンパクトな二口コンロ、シンプルな換気扇、そして深めのシンクからは、当時の標準的なキッチンの形が見て取れます。 - 収納スペースの不足
吊り戸棚やシンク下の収納はあるものの、生活に必要な調理器具や食材をすべて収納するには、やや手狭に感じられたかもしれません。写真には写っていませんが、大きな食器棚が後ろにはありました。 - 経年劣化
キャビネットの扉の歪みや、水栓金具の錆び付きなど、長年の使用による劣化も見受けられます。
リフォームのきっかけ:より快適な暮らしを求めて
「いつかリフォームしなければ…」と思いながらも、なかなか踏ん切りがつかなく、不便なままズルズルと使い続けていたとのことでした。でした、他の設備も含めた老朽化に伴い、リフォームを決意されました。
キッチンは、LIXILの「シエラS」へと交換。

元々キッチン奥にあった収納も撤去し、手前にあったパネルも撤去しました。撤去した分、キッチンサイズを少し大きくすることができ、間口を2550mmに広くしました。なので、以前よりも広々とした作業スペースが確保されました。
手前のパネルも一体化ではなく、キッチン部分とキャビネット部分で分けたパネルにしています。それらおかげで全体的に広く使えるようになり、キッチン自体の場所は同じではあるものの視覚的にも以前より開放感のある印象になりました。


収納は、スライド式にしたことで、開き戸タイプでは取り出しにくかった奥の物も、スムーズに出し入れできるようになりました。また、引き出しの容量も多いため、以前は後ろに置いていた食器棚の中身を、キッチン下に収納でき、キッチン周りがすっきりと片付きました。
食器洗い乾燥機も設置していますので、食後の面倒な後片付けの手間が省けるようになりました。
ワークトップやシンクもお手入れしやすい素材を選び、日々の掃除も楽々になりました。また、キッチン周りの壁には、キッチンパネルを設置し、油汚れや水ハネもサッと拭き取るだけで簡単に落とせるため、お手入れの負担が大幅に軽減されます。床もクッションフロアを貼り、キッチン周りが簡単に掃除ができることで、今後もきれいな状態を維持しやすくなりました。
リクシルのシステムキッチン「シエラS」は、シンプルでスタイリッシュなデザインに加え、汚れにくくお手入れが簡単な設計や、使いやすさに配慮した立体構造の収納が魅力です。扉や取手、シンク、コンロのカラーも選べるため、自分好みにアレンジできるのも特長です。
キッチン交換リフォーム費用
キッチン交換リフォーム費用:約80万円
設備類は、なんだかんだで長く使えます。ですが、毎日使うキッチンだからこそ、使い勝手や清潔さは日々の暮らしの質に直結します。
「うちのキッチンも古くなってきたな…」
「収納が足りなくて、いつも散らかってしまう…」
「お掃除が大変で、だんだん億劫になってきた…」
もし、少しでもそう感じることがあるなら、それはキッチンを見直すサインかもしれません。
今回の事例のように、長年使い続けたキッチンも、最新のシステムキッチンに入れ替えることで、収納力、清掃性、そして調理の効率が格段に向上します。使いやすくなったキッチンは、毎日の料理を楽しくし、家族とのコミュニケーションを生むきっかけにもなるでしょう。
「まだ使えるから」と不便さを我慢していませんか?
最新のキッチンは、あなたが思っている以上に、毎日の家事を楽にし、暮らしを豊かにしてくれる可能性を秘めています。
