今回紹介するリフォーム事例は、築41年を経たマンションの洗面化粧台の交換リフォームです。以下の記事で紹介した姫路市飾磨区のマンションリフォーム内容の一部となります。



新築当時から使われてきた洗面台は、収納スペースの不足から物が溢れがちでしたが、収納力と清掃性に優れた最新の洗面化粧台へと交換し、スッキリと使いやすい空間に生まれ変わりました。
築41年のマンション新築時から使われていた洗面台

Beforeの写真が、リフォーム前の洗面台です。長年の使用感と、当時の標準的な仕様が見て取れます。
- 収納スペースの不足
鏡の横や洗面ボウル周りのカウンター上に、歯ブラシや化粧品、洗剤などが多く置かれており、収納スペースが足りていない様子がうかがえます。物が表に出ているため、どうしても雑然とした印象になりがちです。 - 全体的な古さと汚れ
洗面ボウルやカウンターには黄ばみや落ちにくい汚れが見られ、水栓金具も旧式で経年劣化が感じられます。壁紙にも生活感が漂います。 - 清掃性の課題
洗面ボウルとカウンターの継ぎ目や、水栓周りは汚れが溜まりやすく、日々のお手入れに手間がかかっていたかもしれません。 - 限られた機能
当時の標準的な一面鏡と開き戸タイプの収納で、現代の洗面化粧台と比べると、収納効率や使い勝手の面で改善の余地がありました。
リフォームのきっかけ:散らかりからの解放と使いやすさを求めて
キッチンや浴室と同様に、設備の老朽化はリフォームの大きな動機でしたが、特に洗面台に関しては「収納が少なく、どうしても物があふれて散らかってしまう」という点が、日々のストレスになっていたとのことでした。朝の忙しい時間帯に使う場所だからこそ、もっとスッキリと、気持ちよく使える洗面台にしたいという思いから、交換を決意されました。
洗面化粧台は、LIXILの「ピアラ」へと交換。



リフォーム後の新しい洗面化粧台です。以前とは見違えるようにスッキリと片付き、清潔感あふれる空間になりました。
幅750mmのタイプで、鏡は裏側がすべて収納になっている三面鏡タイプを採用。歯ブラシや化粧品、整髪料など、カウンター上にあふれていた細々したものをすべて鏡の裏に隠して収納できるため、洗面カウンター周りが常にスッキリとした状態を保てます。
洗面ボウル下の収納も、従来の開き戸タイプから引き出しタイプに変わりました。奥の物も取り出しやすく、買い置きの洗剤やタオル、ドライヤーなどを効率よく収納できます。収納量が大幅にアップしたことで、洗面所全体が整頓されました。
水栓は、ホースを引き出して使えるシャワータイプ(ハンドシャワー水栓)を選びました。洗面ボウル全体を洗い流したり、花瓶に水を汲んだり、簡単な洗髪をしたりする際にも非常に便利で、使い勝手が向上しました。
リクシルの洗面化粧台「ピアラ」は、汚れにくいハイバックガード形状や清掃性に優れた排水口でお手入れが簡単。即湯水栓やエコハンドルで快適&省エネを実現し、三面鏡内の収納も自在にアレンジできます。
洗面化粧台交換リフォーム費用
洗面化粧台交換リフォーム費用:約16万円
毎日使う洗面所は、家族みんなが気持ちよく一日をスタートさせるための大切な場所です。
「収納が足りなくて、いつも物が散らかっている…」
「洗面ボウルや水栓の汚れが気になる…」
「もっと使いやすい洗面台だったらいいのに…」
もし、そう感じているなら、洗面化粧台のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
今回の事例のように、古い洗面台を最新のものに入れ替えることで、収納力、清掃性、使い勝手が劇的に向上します。スッキリと片付いた清潔な洗面所は、毎日の身支度を快適にし、気持ちにもゆとりをもたらしてくれるはずです。
