
今回ご紹介するのは、築29年の戸建住宅の洗面化粧台リフォーム事例です。このリフォームは、以下の記事でご紹介した姫路市白鳥台の戸建住宅トータルリフォームの一部となります。

「いかにも洗面台」という画一的なデザインから、施主のこだわりとセンスが光る、まるで造作家具のようなホテルライクな空間へと劇的に生まれ変わりました。
築29年の戸建て、リフォーム前の洗面化粧台
Before: 機能は十分、でも満足はできない「置き型洗面化粧台」

こちらがリフォーム前の洗面化粧台です。長年の使用感は少なく、まだ使える状態でしたが、いくつかの課題がありました。
- 画一的なデザイン
鏡と洗面ボウル、下のキャビネットが一体となった一般的な置き型タイプ。機能的には問題ありませんが、施主が思い描く「インダストリアル」や「ホテルライク」なインテリアのイメージとはかけ離れていました。 - 清掃性の課題
洗面ボウルとカウンターの継ぎ目や、床とキャビネットの隙間は、ホコリや髪の毛が溜まりやすく、お掃除に手間がかかるポイントでした。 - 限られたワークスペース
洗面ボウルの周りには平らなスペースがほとんどなく、ハンドソープ以外は物を置くことが難しい状態でした。
リフォームのきっかけ:「ありきたり」からの脱却と、理想の空間を求めて
弊社の不動産事業部「ハウスドゥ中地南」で中古住宅を購入し、その後ワンストップの流れで購入後のリフォームへ着手していきました。
特に毎日使う洗面所は、単に「顔を洗う場所」ではなく、「気持ちよく一日をスタートできる、デザイン性の高い空間にしたい」という強い想いがありました。「ありきたりな洗面台は卒業したい」というご要望から、パーツを自由に組み合わせられるLIXILの「カスタムバニティ」をご提案しました。
リフォーム後の変化:パーツの組み合わせで実現した、唯一無二の洗面空間
洗面化粧台は、LIXILの「カスタムバニティ」へと交換しました。

リフォーム後の新しい洗面空間です。既製品の洗面台とは思えない、まるで造作家具のような上質な空間が生まれました。
- 足元すっきり「フロートデザイン」
床まであったキャビネットをなくし、カウンターを壁に直接取り付ける「フロートタイプ」に変更。足元に生まれた抜け感が空間に広がりをもたらし、床掃除も格段に楽になりました。 - こだわりを叶えるパーツ選び
つるりとした白いカウンターに、温かみのある木目の棚板をプラス。あえて配管を「見せる」デザインや、施主にご用意いただいたゴールドのタオル掛け、インダストリアルな照明がアクセントとなり、唯一無二のホテルライクな空間を演出しています。 - スマートな使い勝手
洗面台の幅は変えずに、ボウルの形状を工夫したことで、両脇に化粧品などを仮置きできるフラットなスペースが誕生。カウンター下のオープン棚は、お気に入りのタオルを置く「見せる収納」として活躍します。
上部の照明器具とスイッチプレート・タオルリングは施主支給品。
リクシルの洗面化粧台「カスタムバニティ」は、使い勝手の良い洗面ボウルと上質なカウンターを自分らしくアレンジできるカウンター洗面です。

洗面化粧台交換リフォーム費用
洗面化粧台交換リフォーム費用:約30万円(税込)
中古住宅を購入し、これから理想の住まいづくりを始めるあなたへ。
「せっかくのマイホーム、洗面所も自分らしい空間にしたい」
「ありきたりなデザインでは物足りない…」
「ホテルのような、おしゃれで使いやすい洗面台に憧れる」
もし、そうお考えなら、入居前のリフォームは、こだわりを実現する絶好のチャンスです。今回の事例のように、パーツを一つひとつ選んで組み合わせることで、既製品でありながら、まるでオーダーメイドの造作家具のような洗面空間を創り出すことができます。
住み始めてからでは何かと大変な水回りの工事も、空室の今ならスムーズ。新しい一日の始まりを、お気に入りの空間で迎えてみませんか?
