今回紹介するリフォーム事例は、築41年という長い年月を経たマンションのユニットバスの交換リフォームです。以下の記事で紹介した姫路市飾磨区のマンションリフォーム内容の一部となります。



新築当時から使われてきたユニットバスは、経年劣化による汚れや機能面の古さが目立っていましたが、最新の設備とお手入れのしやすさ、そしてリラックスできる空間へと生まれ変わりました。
築41年のマンション新築時から使われていたユニットバス

Beforeの写真が、リフォーム前のユニットバスです。長年使用されてきた様子がうかがえます。
- 全体的な古さ
壁や床、浴槽のデザインに時代を感じさせ、全体的にやや暗い印象を与えます。 - 経年劣化による汚れ
タイル目地やコーキング部分にはカビや水垢が蓄積しやすく、清掃してもなかなか落ちにくい状態だったかもしれません。 - 旧式の設備
保温性の低い浴槽や、水はけの考慮が少ない床、シンプルな水栓金具など、現代のユニットバスと比較すると機能面で見劣りする部分が見受けられます。特に冬場は床の冷たさや浴槽のお湯の冷めやすさが気になったことでしょう。 - お手入れの手間
凹凸の多い床や、汚れが溜まりやすい排水口など、日々の掃除に手間がかかる構造でした。
リフォームのきっかけ:より快適なバスタイムを求めて
キッチンと同様に、「いつかはリフォームを…」と考えつつも、日々の忙しさから後回しになっていたそうです。しかし、冬場の寒さや掃除の大変さ、そして他の水回り設備の老朽化を機に、快適なバスタイムを実現するため、ユニットバスの交換を決意されました。
浴室は、LIXILのマンションリフォーム用システムバスルーム「リノビオV」へと交換。

リフォーム後の新しいバスルームです。明るく清潔感あふれる空間へと変貌を遂げました。
今回はマンションの配管の関係で、追焚機能をつけることができませんでした。そのため浴槽にお湯をはるための水栓をつけることにしました。
浴槽は保温性能の高い「サーモバスS」を採用。お湯が冷めにくいため、追い焚きの回数が減り、光熱費の節約にもつながります。家族の入浴時間が異なる場合でも、快適な温度を保ちやすくなりました。
床は、冬場の一歩目もヒヤッとしない「キレイサーモフロア」に。特殊な表面処理で水はけが良く、皮脂汚れも落としやすいため、カビの発生を抑え、お手入れが格段に楽になりました。
排水口には、浴槽からの排水を利用してうず流を発生させ、髪の毛やゴミを浮かせてまとめる「くるりんポイ排水口」を搭載。たまったゴミをサッと捨てられるので、面倒な排水口掃除の手間が大幅に軽減されます。
壁パネルは、シンプルなデザインを選び、以前よりも明るく、高級感のあるバスルーム空間を実現しました。毎日の入浴が楽しみになるような、リラックスできる場所に生まれ変わりました。
リクシルのユニットバス「リノビオ」シリーズは、高断熱浴槽「サーモバスS」や省エネ型「エコフルシャワー」など、快適性と省エネ性を両立。お手入れ簡単な排水口や冷たさを感じにくい床など、清潔で使いやすい工夫も充実しています。スタイリッシュな壁パネルで空間演出も楽しめます。

ユニットバス交換リフォーム費用
ユニットバス交換リフォーム費用:約90万円
設備類は、丁寧に使えば長く持つものもあります。ですが、一日の疲れを癒すお風呂は、清潔さや快適さが心身のリラックスに直結する大切な空間です。
「お風呂が寒くて、冬は入るのが億劫…」
「カビや汚れが目立ってきて、掃除が大変…」
「もっと足を伸ばして、ゆったり湯船に浸かりたい…」
もし、そう感じることがあるなら、それはバスルームを見直す良い機会かもしれません。
今回の事例のように、長年使い続けたユニットバスも、最新のシステムバスルームに入れ替えることで、保温性、清掃性、そして快適性が格段に向上します。暖かく、お手入れが楽になったバスルームは、毎日の入浴をより快適でリラックスできる時間に変えてくれるでしょう。
